こんにちは!City Guideです。
前回までは遠隔での物件運営について解説してきましたが、今回は最近リフォームが終わった8棟目戸建を事例として、具体的なリフォームの内容や費用を説明します。
8棟目戸建の写真↓
1. リフォーム概要
今回の戸建のリフォームにかかったおおよその費用は以下のとおりです。
- 残置物処分 17万円8千円
- 大工工事(床の補強、資材費)24万円
- 照明交換 4万2千円
- クロス貼り替え 1万9千円
- クッションフロアー貼り 7万6千円
- カーペット施工 3万7千円
- 設備工事(配管増設など) 5万円
- シャワー交換 3万9千円
- シャンプードレッサー交換 2万7千円
- キッチン交換 3万8千円
- その他(消費税、美装代含) 24万1千円
合計 95万7千円
私の戸建の中では標準的なリフォーム内容に近いですが、今回、特に費用がかかったのが「残置物処分」と「大工工事」です。
前の入居者様の残置物が家の中に満載していたので、全て運び出すと相当な手間になります。その反面、残置物が満載なので物件価格を安くしていただける面もあるので、痛し痒しですが。
大工工事について、この家はもともとかなり傾きがひどかったのですが、床を剥がしてコンパネを張り替えたり、垂木などの補強材を使って床の強度を補強しました。
クロス、クッションフロアーは必要最低限で済ませて、和室にはカーペットを敷きました。全ての部屋でクッションフロアーを貼ると高くなるので、リビングだけで十分です。カーペットはニトリに行けば、1部屋1万円もしないで買えます。
シャワー、シャンプードレッサー、キッチンなどの設備系は古くなっていたので交換が必要でした。ただ、これらは選びさえすれば意外と高くならないので、清潔感を出すためにも、思い切って新品に換えてしまうのは全然有りだと思います。
2. 残置物処分
リフォームの最初にまず取り掛かるのは残置物処分です。
40年、50年人が住んでいた戸建は残置物の量もハンパではありません。
捨てるにしても、まずは家具をバラしたり、ゴミの種類ごとにまとめる必要があります。この作業は本当に大変でやはりそれなりの時間も必要です。
今回の戸建の残置物処分の写真です↓
たまに、ベテラン大家さんで、残置物処分のボランティアを募集されている方がいますが、上手いやり方だな〜と思います。
残置物処分は肉体労働系の仕事なので、技術がなくてもできてしまう部分があります。
ぼくも北海道に住んでいたらこの物件の残置物処分をやりたかったのですが。。。
3. 部屋の内装リフォーム
ここからは部屋の内装のリフォームです。
ポイントを押さえてリフォームすることで物件が生まれ変わるのを感じていただけたらと思います。
まずはリビングからです。リビングはまさにその家の中心なので、ここは力を入れています。部屋の中をスッキリさせて広さを出すとともに、床もしっかりリフォームしています。
まずはリフォーム前の写真からです↓
そしてこちらがリフォーム後↓
どうでしょうか?ごちゃごちゃしていた水道管もリフォームしたので、スッキリした感じが出せたと思います。
脱衣もこちらリフォーム前はごちゃごちゃですが。。。
リフォーム後はこのとおりスッキリしました😄
2階の和室もごちゃごちゃでしたが。。。
こちらのとおりかなり綺麗に!✨
トイレもこんな感じでしたが。。。
ここまで綺麗になりました!
最後に階段です。両側がすごいことになっていますね💧
それがここまで綺麗になりました✨
いかがでしたでしょうか?
本当にリフォーム次第で物件って全然印象が変わりますよね😊
また、ものすごいお金をかけなくてもピンポイントで重要な部分に絞って、清潔感が出るようなリフォームをすれば、賃貸市場で十分戦えるレベルになると思います。
今回、クロスやクッションフロアー貼りは最低限で済ませましたし、美装でかなり綺麗になった部分もありました。そしてピンポイントでキッチン、シャンプードレッサーなどを新しくすると物件の雰囲気がぐっと締まります。
最後に紹介した階段のカーペット貼りはかなりオススメのリフォームです。
費用は2万7千円ほどかかりますが、ぐっと高級感がでます👌
階段は内見の際に必ず歩くところなので、ここで好印象を残したいですよね!!
この物件、現在5.5万円で絶賛賃貸募集中です✨
ただ、せっかくリフォームが終わったところで、コロナウイルスの発生とぶつかってしまいました・・・😂
お客さんの動きが今年は鈍いみたいなので、客付けはコロナウイルスがもう少し収まってからかもしれませんね〜はあ〜😩