こんにちは！
本日は格安の中古戸建の買い方を解説します。
不動産投資では「仕入れが全て」という格言があります。これは本当にその通りで、初心者でも仕入れで成功すれば、その投資は成功する可能性が高いです。逆にベテランでも仕入れで失敗すれば、その後で挽回が難しいのが不動産投資の怖いところ。
その仕入れで最重要なのが格安で物件を買うこと。まずまずの物件を圧倒的に安い物件で買えれば、その投資はほぼ成功したと言っていいでしょう。
ただ、格安で買物件を買う具体的な方法が分からない方がほとんどだと思うので、今日は具体的にどうすれば格安物件を買えるのか解説します。
- まずは毎日ネットで物件検索！
- 半年〜1年は修行期間！ネット検索→内見を続けましょう。
- 超優良物件を見つけた時の問いあわせ方法
- 値段が下がった物件を発見した時も即座に問い合わせ！
- 格安でもこういう戸建はNG
- （まとめ）対象エリアを決めて、今日から毎日ネットで物件検索！
まずは毎日ネットで物件検索！
まずは毎日ネットで物件を検索をすること。これは基本中の基本なので、安い物件を買うには必ず通る道です。
なぜ毎日検索が必要なのかというと、基本的に不動産の買い付けは先着順だからです。超優良物件がネットで公開されたら、１日で10人以上の投資家から問い合わせが入ることも珍しくありません。その中で、一番最初に不動産屋さんに購入の意思表示をした人が、多くの場合で物件購入の優先権を持ちます。（例外はありますが）
いざ超優良物件がネットに出ても、2日に１回しかチェックしていないと、スピード勝負でライバルに勝てません。私が購入した物件でも、私が一番最初に問い合わせをした後、何人もの投資家から連絡があったというケースは何度もあります。
私が物件を買えたのは、毎日こまめにサイトをチェックしていたからです。
毎日検索と言うと、すごく大変だと思うかもしれませんが、要は慣れです。一旦慣れてしまえば、全然苦ではないです。サラリーマンでも通勤時間、お昼休み、仕事終わりの時間など、スキマ時間にスマホで十分できる作業です。
半年〜1年は修行期間！ネット検索→内見を続けましょう。
初心者のうちはお買い得物件かどうか判断ができないと思います。ただ焦って物件を買うのは禁物。物件の実力を見抜く力は不動産投資家にとって最重要なので、半年〜1年くらい物件検索と内見を続けましょう。
いつまでこの地道な作業を続けるべきか、もどかしく思う方がいるかもしれません。分かりやすい目安としては、ネット検索で自分が「これは良い物件だ！」と思った物件に、他の投資家が即座に買い付けを入れていればOKです。
それなりに経験のある投資家であれば、優良物件はすぐにわかります。ですから、自分が良いと思った物件に何人もの投資家が殺到していれば、あなたの物件を見る力はかなり育ったと思って大丈夫。
優良物件は瞬時に購入判断をする必要があるので、自分に物件を見る目がないと自信を持って判断ができません。ですから、最初はあせることなくじっくり実力を蓄えることを意識してください。
超優良物件を見つけた時の問いあわせ方法
ネットで超優良物件を見つけたら、即座に不動産屋さんに電話しましょう。最初のうちはメールと電話のどちらで問い合わせするか悩みますが、相手とすぐにコンタクトを取れる電話の方が有利です。この時に重要なのは、不動産屋さんに自分は物件を購入する意思があるとはっきり伝えることです。
不動産屋さんと話すと、散々細かい質問ばかりをして、結局購入をしない投資家が非常に多いことが分かります。当然、そういうやり取りは面倒くさくて時間の無駄なので、嫌がられますよね。それに優良物件はいくらでも買いたい人がいると、向こうも当然分かっています。不動産屋さんが買主（投資家）を選ぶ側です。
だから、電話で必要最低限の情報をヒアリングしたら、「もし実際に物件を見た時に大きな問題が無ければ、買いたいと思います。」くらいはっきり言いましょう。そして、超優良物件はスピード勝負なので、次の日など最短の日程で内見の約束を取り付けましょう。
普段からエリアを決めて毎日物件検索をしておけば、「これは間違いなく超お値打ち物件だ！」という自信が持てます。この強い自信があるから、確信を持って不動産屋さんとやり取りできて、速攻で買い付けを入れられるのです。
値段が下がった物件を発見した時も即座に問い合わせ！
超優良物件に即座に問い合わせをする重要性は理解いただけたと思います。ただ、ネット検索で要注意なのが、新着物件だけに意識が集中してしまうことです。勿論、ネット検索では新着物件が最重要。ただそれだと、これまでずっとネットに掲載されていて、ある日急に値段が下がる物件を見落とします。
ずっと売れ残っている物件は、売主様が「この金額以下では絶対に売りたくない！」と思っているパターンがほとんどです。でもずっと売れない状況が続くと、売主様も弱気になって、じゃあ値下げしようかとなる物件もあります。
ちょっとだけ価格が下がる場合もありますが、たまに400万円→200万円とか、350万円→180万円など一気に価格を落とすパターンがあります。まさに投げ売り状態で、超お買い得物件になります。私もこのパターンで物件を何回も買いました。
あと、ネットでは価格が変わらないけど、売れ残り物件に指値をしたら一気に安くなるパターンもあります。私もこの物件を指値で30万円で買いました。現在も4.5万円で賃貸中。
このパターンで買った物件は、状態が良いケースも多いです。なので、新着物件をしっかり見つつも、売れ残っている物件もこまめにチェックしましょう。
格安でもこういう戸建はNG
こちらの記事にまとめましたが、安いからと言ってあまりにもリフォーム代がかかる物件を買うのはNGです。
ボロボロの物件のリフォーム工事は大規模なので、普通の物件の倍くらいの費用がかかります。また、次から次にトラブルが起こって精神的にも大変です。
ですから、格安物件であっても物件の構造や屋根・外壁などがそこそこ綺麗かチェックしましょう。お風呂とトイレもできればそのまま使いたいですね。
具体的なチェックポイントはこちらの記事にまとめています。
（まとめ）対象エリアを決めて、今日から毎日ネットで物件検索！
格安物件の購入は簡単ではないですが、特別な技術や才能は必要ないです。ここに書いたことを半年〜1年間やってみれば、恐らく誰でも買えるはずです。
ネットを見ていると、以前と比べて新規参入者が増えて安い物件を買えないという声もあるようです。ただ、日本の地方は空き家の宝庫なので、空き家は日々マーケットに出てきます。さすがに誰もが買いたい激安物件は希少ですが、それでも空き家の供給自体が多いので、じっくり待てばお値打ちの物件は見つかります。
不動産投資は結局のところ対象エリアの狭い地域限定の競争です。首都圏のように投資家が無限にいる地域は別ですが、地方でまだまだ新規参入余地があるエリアはあります。対象エリアを決めて、毎日ネット検索しつつ自分の実力を地道に磨けば、物件を買えるチャンスは来ます。大事なのは日頃からの準備。
格安物件の購入方法が分かれば、あとは同じやり方を繰り返すだけで資産が順調に拡大します。格安物件を購入し続ければ、毎月4万円、5万円と収入源が着実に増えて、豊さを実感できますよ☺️
