こんにちは!City Guideです。
今回は、遠隔での物件運営において管理会社さんとの関係がいかに重要かを解説したいと思います。
ぼくは北海道で不動産の賃貸経営を3年半やってて、年に5回以上北海道に行くので、地元の不動産会社さんとよく飲みに行って、色々なお話を聞きます。
その中で、「その大家さん、不動産会社さんとの付き合い方があまり良くないんじゃないかな〜💧」と感じる話が結構多いです。
ひょっとしたら誤解しがちかもしれないので、今日はこれまで3年半、北海道で不動産の賃貸経営をやってきて感じた留意点や、不動産会社さんとのお付き合いで知っておくべき点を解説します。
1. 不動産会社さんは本当に忙しい‼️と意識する。
まず、これは大家を目指す初心者の方は本当に知っておいた方がいいと思いますが、不動産会社さんはかなり激務です💦
特に大手の不動産会社の方は本当に忙しい😂
大家と関係がある不動産会社の方は、「募集部門(物件の客付け)」と「管理部門(入居さん対応、日々の物件管理)」に分かれますが、どちらも忙しいです!!
募集部門の方は土日出勤も普通ですし、ノルマ制なので成績が悪いと給料・ポジションが上がらないシステムです。お客さんを物件に案内しても、決まらないと一円にもならないシビアな仕事ですよね。
それと比べて管理部門の方は一見ホワイトに見えますが、会社によってはこちらもかなり激務です。大手だと、一人で700戸、800戸、多い人は1000戸も担当されてたりします💦
それだけの戸数を一人で管理するのは本当に大変ですよね😓
不動産会社さんと大家というと、なんとなく大家の方が偉いような気がしますが、これは全くの逆です‼️先方からすれば、こちらはそれこそ何百件あるうちの一件にすぎません。
しかも、ボロい物件は不動産会社さんに支払う毎月の管理料も安いので、手間ばかりかかって利益も少ないです😅
なので、大家側が不動産会社さんの負担にならないよう気を使うべきです。
長時間の電話はしない、メールで済ませられる要件は要点を絞ってメールをする、電話やメール連絡があったらすぐに返すなどなど。
感覚的には、会社の上司に接するのと同じくらい気を使うのでも全然いいと思います。
2. 相手へのメリットを示す‼️
ビジネス上のお付き合いなので、相手側にメリットを示すことはマストでしょう。
ぼくの場合は、持っている物件はできるだけ同じ不動産会社さんにまとめて管理をお願いしています。
また、会社の方針によりますが、管理に力を入れている会社とそうではない会社があります。
管理に力をいれている会社であれば、管理をお願いすると、ボロい物件でも快く対応いただけます。
他には分かりやすいのは入居が決まった時の広告料ですよね。
これも相場で決まる物件は無理にたくさん出す必要はありませんが、入居付けが難しい物件は思い切って高めの広告料を設定してもいいと思います。
それだけ客付けが大変ですからね。
また、他にも格安の物件を紹介いただいて購入する時、不動産会社さんにお支払いする仲介手数料を少し多めに渡すのも大事だと思います。
この他、お土産を持って行ったり、様々な形で感謝の心を示すべきです。
自分だけが儲けようとしている人のために頑張る人はなかなかいないでしょう。
そうではなく、自分が多少なりとも儲かったら周囲に還元するという意識が大事だと思います。「自分だけ儲けてやる!」ではなく、「みんなで儲けましょう💰 みんなで豊かになりましょう😄」という大らかな姿勢が大事です。
3. 不動産会社さんと良好な関係を築く‼️
不動産会社さんと仲良くさせていただくのが一番です。
人と人の関係は相性もありますが、できるだけ仕事以外の話もして、コミュニケーションをとりましょう。
お酒が好きな方だったら、飲みに誘うのもいいと思います。
一緒に飲んで話が合うと、一気に仲良くなれますしね。
後は、不動産会社の方が動きやすい状況を作るのも大事です。
例えば、ぼくは物件の募集をお願いする際、入居付けが大変な物件は「入居を決めていただけるのであれば、一度に10万円以内であれば好きに使っていただいて結構です。」とお伝えしています。
お金がない入居者さんの場合は、初期費用をこちらがもったり、多少のリフォームだったら十分にできる金額です。逐一、大家に確認を取っていたら手間ですし、お客さんを逃してしまいますしね。
また、管理中の物件についても同様に「一度に10万円以内のリフォームであればお任せします。」とお伝えしています。多少の不具合で一々大家に確認をしていたら、やはり大変なので、簡単なリフォームはお任せしてしまった方がいいです。
4. 購入前から不動産会社さんに相談する‼️
狙っている物件を買う前に、募集・管理いただく不動産会社さんに相談するのも大事です。
加えて、事前に相談していればリフォームについても意見をいただけて、色々議論しながらリフォームできますよね。これが重要だと思います。
不動産会社さんの視点でどんなリフォームがいいか、どんな募集条件が受けそうか教えてもらいましょう。不動産会社さんにも当事者意識を持っていただけますし、物件のことも詳しくなっていただけます。
ある程度のお金があれば地方で築古物件を買うのは簡単ですが、一番大変なのは客付けです。
なので、購入前からいかに客付けをやりやすくするか、不動産会社さんを巻き込めるかに焦点を絞って戦略を練るべきです。
不動産会社さんからはその物件の賃貸需要、地域特性、賃貸市場の動向など有益なアドバイスをいただけますので、ハズレ物件を掴まない、という点からも購入前の不動産会社さんへの相談は必須です。
こういった点を意識するだけで、格段に不動産会社さんと付き合いやすくなると思いますので、初心者の方は意識してみてください😄